こんにちは、RENです!
今回は台湾・高雄は美濃市の美濃民俗村についてお話したいと思います⭐
ぜひ最後までご覧ください♪
美濃の町に点在する魅力の数々。そのすべてを、ぎゅっと凝縮して
一度に体験できる場所があります。それが、僕も訪れた大好きな場所「美濃民俗村」です。
ここは、美濃のシンボルである「油紙傘」はもちろん、客家(ハッカ)の人々の知恵が詰まった
グルメや、心温まる文化に触れられる、まるで小さなテーマパークのような空間。
「美濃に初めて来たけど、どこから見ればいい?」
「時間はないけど、客家文化の美味しいところだけを体験したい!」
そんなあなたの願いを、すべて叶えてくれる。
今回は、そんな美濃民俗村の魅力を、僕の体験も交えながら、余すところなくご紹介します!

美濃民俗村ってどんなところ?
美濃民俗村は、伝統的な客家の建築様式「三合院」を模した建物の中に、
工房、お土産店、レストランなどが集まった複合施設です。
入場は無料で、誰でも気軽に立ち寄ることができます。
美濃の文化をまるごと体験できるよう、コンパクトに、そして魅力的に設計されているので、
美濃観光のスタート地点として、または旅の締めくくりに訪れるのに、
まさに完璧な場所なんです⭐
五感をフルに使う!民俗村での3つのマスト体験
ここに来たら、絶対に体験してほしいことが3つあります。
①【見る】職人技に心奪われる「油紙傘」の工房
施設の中心には、美濃の象徴である油紙傘(ヨウジーサン)の工房があります。
ここでは、職人さんたちが一本一本、手作業で傘を組み立て、
絵を描いていく様子を間近で見学することができます。
竹を削り、紙を貼り、油を塗る。その一連の流れるような作業は、もはや芸術の域。
色とりどりの傘がずらりと並ぶ光景は圧巻で、思わずカメラを向けたくなります。
お土産用にミニチュアサイズの傘も売られていて、これがまた可愛いんです。
②【体験する】自分で作る客家の味「擂茶(レイチャ)」
お土産店の奥には、客家の伝統的なお茶「擂茶(レイチャ)」を自分で作って味わえる
体験コーナーがあります。これは絶対に試してほしい!
テーブルに運ばれてくるのは、溝が刻まれた大きなすり鉢と、木の棒。そして、お茶の葉、ゴマ、カボチャの種、ピーナッツなど、十数種類の穀物や豆類が入ったお皿です。
これを、すり鉢に入れてひたすらゴリゴリとすり潰していきます。最初は少し力が要りますが、
だんだんとペースト状になり、穀物の香ばしい香りが立ち上ってくる瞬間は、
何とも言えない達成感があります。
最後に、すり潰したペーストにお湯を注いで完成!
そのお味は、お茶というよりは「飲むスープ」に近い、濃厚で滋味深い味わい。ほんのり甘く、
そしてナッツの香ばしさが口いっぱいに広がります。
体の中からじんわりと温まる、心にも体にも優しい一杯です。

↑僕が「擂茶(レイチャ)」を体験した際の写真です!
クッキーや煎餅もついていて最高でした♪
お茶もかなりの量を飲むことができ、子供さんも楽しめる体験になりますよ!
③【買う】ここでしか手に入らないお土産を探す
民俗村は、美濃でも最大級のお土産スポットです。
- 客家花布(ハッカホワブー): 牡丹などの花が描かれた、鮮やかでレトロなデザインの布製品。ポーチやバッグ、コースターなど、乙女心をくすぐるアイテムがたくさん!
 - 食品類: 美濃産の良質なお米や、客家料理に欠かせない「油蔥酥(揚げエシャロット)」、さらには伝統的なお菓子「牛汶水(ニウウェンシュイ)」のセットなど、食卓を豊かにするアイテムが揃っています。
 
【食べる】僕も唸った!本場の絶品「客家料理」
民俗村の中には、本格的な客家料理を味わえるレストランが併設されています。
僕もここで客家小炒をいただきましたが、その味の深さには本当に感動しました。
- 客家小炒(ハッカシャオチャオ):
スルメ、豚の三枚肉、セロリなどを、醤油や豆板醤で力強く炒めた一品。それぞれの食材の旨味が凝縮され、少し濃いめの味付けが、白いご飯を無限に食べさせてくれます!
これは、かつて山仕事で汗を流した客家の人々が、塩分とエネルギーを補給するために生み出した、まさに「働く人のための料理」。
その背景を知って食べると、味わいがさらに深まります。
↑最高においしいのでお勧めです♪ - 粄條(バンティアオ):
もちろん、美濃名物の米麺「粄條」もここで味わうことができます。
スープ麺か炒め麺、
ぜひお好みでどうぞ。 
空芯菜炒めも美味しいですよ♪
シンプルで素朴な味で、胃を休めるのに丁度いいかと思えば、ニンニクも効いていて
パンチもある、後味のすっきりした野菜炒めです!

美濃民俗村へのアクセスと基本情報
- 名称: 美濃民俗村
 - 住所: 高雄市美濃區中山路二段421巷80號
 - 営業時間: 平日 8:30-17:00 / 休日 8:00-18:00(※変更の可能性あり。訪問前に公式サイト等でご確認ください)
 - 入場料: 無料
 - アクセス:
高雄市内からは少し離れているため、バス停からも少し歩きます。高雄からの日帰りツアーに参加するか、タクシー、またはレンタカー・レンタルバイクで訪れるのが最も便利です。 
さいごに
美濃民俗村は、ただの観光施設ではありません。
客家の人々が大切に守り、受け継いできた文化や知恵、そして温かい心が、
そこかしこに溢れている場所です。
美濃を訪れたなら、まずはここから、その奥深い魅力に触れてみてください。
きっと、あなたも客家文化の温かさに、そして美濃という町の虜になるはずです。
この記事をご覧いただきありがとうございます♪
1つの観光スポットで文化・グルメ・体験・お土産の全てが堪能できる
万能で素敵な場所です。ぜひ旅行のプランにいかがでしょうか?
まだまだ台湾の魅力を発信していきますので、他の記事もぜひご覧ください♪
 

